溶接ビードと言い、金属同士を溶接にてつなぎ合わせる際に発生する、うろこ状の溶接痕の盛り上がりの事をそういいます。これは溶接面の強化の他に、見た目の美しさを出す目的にも利用され、テクニックも様々だそう、これは職人さんの腕に左右されます。基本的には電流の大きさで変わり、電流が多ければ太く、電流が少なければ細く出来ます(溶接の方法でもこれは変わります)。また、使用用途や仕上方法で、ビードをつぶす、切削するやり方もあります。基本的には接続面を凹凸なくきれいにするのが良いとされていますが、ビードを利用した溶接アートなるものも存在しますし、前述の溶接痕そのものの工業加工的美しさを良しとしたりもします。なので一概につぶしたり、削り取ったりするのが良いとは限らないようです。
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rewrite 2022/03/24