◆建築現場には生き物がいっぱい3 (鳥編、魚編)

建築金物・製作金物の柘進工業

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第1弾で建築用語(動物編)を第2弾で建築用語(虫編)をご紹介しました。よろしかったらこちらもどうぞ。実はまだまだ生き物存在します。一般的に聞くものも、使ったこともあるかもしれないものもあるかもしれません。今回は第3弾として建築用語(鳥編、魚編)をご紹介します!それでは、どうぞ!!

鳥編鳶(トビ)鳶職(とびしょく)高所で作業する職人さん
鴨(カモ)鴨居(かもい)引き戸の上部レール
雁(ガン)雁行(がんこう)斜めに並ぶ様子、群れでV字で飛ぶ様子から。
鳩(ハト)鳩小屋(はとごや)ビルなどの屋上に配置する、設備配管等の

雨仕舞の為の小屋

鶴(ツル)ツルハシかたい地面などを手作業で掘削する道具。

鶴のくちばしのようであることから。

どんな鳥なのか想像できました?鳩小屋に関しては学生時代に初めてその名を見て結構いろんな人がまだ鳩を飼っているんだなぁって変に納得してたのに。。。真相を聞いて恥ずかしさのあまり爆笑したことを思い出しました。

続いては!!!

魚編鮟鱇(アンコウ)アンコウ軒樋と竪樋の集水接合部。呼び樋。
蛸(タコ)タコ手作業で地面を固めたり、杭を打つための

2、3本持ち手がある大型の槌のような道具

蝦(エビ)蝦束(エビヅカ)床の間の脇に設ける、違い棚の上段と下段を

つなげる部材。

海鼠(ナマコ)なまこ壁土蔵の腰壁に使われる仕上。平瓦をかまぼこ状の

漆喰で押さえるもの。

鯰(ナマズ)鯰棚(ナマズだな)平行ではなく片方の面が狭まっていく棚。

もう大体は見た目なんですかね。印象としては底物の魚が多いような気がします。建築現場にいる生物たち、いかがだったでしょうか。その形には理由があり、理にかなっているものばかり。先人たちが知恵を絞り考えたのだとは思うのですが、、、なぜ名称に生物が多いのは謎です。そういえば、海外の建築用語もまぁまぁ生き物がいるので今度はそのご紹介でもしようかと思います。

【関係記事】

建築現場には生き物がいっぱい (動物編)

建築現場には生き物がいっぱい2 (虫編)