建築金物・製作金物の柘進工業
「ストリンガー」これはルーバー関連部材だそうです。ルーバーは均等の間隔に整列して施工される機能と見た目が伴っている格子状の金物の一つ。
そもそもストリンガーというワードはもともと知っていて、とはいっても製作金物の世界の言葉ではなく、魚釣り用語。釣った魚を生かして捕まえておく道具なんです。ロープに何個も大きめなクリップが付いていて魚のあごに通しておくんです。釣れた!!って感じが周りにアピールできて、かっこいいんですよね。
こんなやつです
ついこっちを想像してしまうのですが、今回は当然それではなく、、、
ルーバーは数も多くなりがち、職人さんの調整できれいに並べていくのはとても大変な作業になってきますので、サポート部材がとても便利で役に立つんです。それが金物業界の「ストリンガー」英【stringer】。
このような金物です。
この通りに同じピッチ(間隔)の刻み部分に、外装ルーバーや、内装ルーバーを落とし込んでいくと均等に並べられるとても便利なもの。アルミに関わらず、鉄や他の材料のものもあり、当然ピッチ(間隔)が変われば刻みの幅も変えて作ります。土木だと橋桁という意味が強いのですが、金物の世界だと別の意味になるそう。
これでまた金物屋としての知識が増えました!
今日はストリンガーのお話でした。
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