今日はこんな二つのワードのお話です。
「チャンネル」とは【溝形鋼(みぞがたこう)】
「アングル」とは【山型鋼(やまがたこう)】
「チャンネル」と聞くと、もちろんTVの局を割り当てているもので、絶対権力で親にチャンネル権があったり、おこぼれが流れてきても、見たい番組が違ったら兄弟げんかが勃発したり。。。ですよね。
「アングル」は撮影が趣味の方が、こだわって様々な角度で先進的なものをやっているなぁって印象。私も建物の絵を描いていたので「アングルは大事!」と教わりました。お客様に伝わる印象が全く違うんですよね。。。
でも実は、この二つのワード、↑の意味とは製作金物屋さんでいうと全く違う意味のものになります。
「チャンネル」はコの字とか、[の字とか、Cの字とかいろいろありますが、どれも安定した強固な鋼材です。二つの部材に挟まれて溝がある為そういわれます。なのでこの部材にデッキを載せたり、天井部材を張ったり、と頼りがいのあるものばかり。C型鋼はシーチャンと呼ばれたりします。
つぎに「アングル」はL型鋼、L型アングルなど言われます。等辺のものも、不等辺のものもあり、比較的軽量かつ強固であることから、手すりや、固定用のブラケットに使用したりします。
ほら全然違うものですよね。これにプレートを付けたり、穴をあけたり、溶接したりして様々な用途に使います。この二つの鋼材、混同しやすいものなので覚えるのに手間取りました。図面を描いていても毎回出てきて、サイズも様々。これからも新人金物マン達を惑わせることでしょう。しっかり覚えて使っていこうと思います。
今回はチャンネルとアングルのお話でした。
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