建築金物・制作金物の柘進工業
こんにちは、柘進工業です。めっきについては様々な種類があるのですが今回はクロメート処理について。設備機器の装飾などに使うクロムめっきとは違うのでご注意を!!。クロメート処理とは亜鉛めっきに付加させる処理の一つで見た目、耐食性ともに向上させる目的の為行われるもの。処理方法は液に漬け込むもの。
一口にクロメート処理といっても様々あり、出来るだけわかりやすく分類したいと思います。クロメートというとまずは大きく2つに分けられます。
- 六価クロメート 耐食性は優れるが有毒の六価クロムを含む
- 三価クロメート 六価クロメートに比べ耐食性はやや劣るが、六価クロムを含まない
その下に紐づいて下記の種類があります。
・ユニクロ(六価) キラキラしてる
・有色クロメート(六価) タマムシ色、黄色っぽい
・黒クロメート(六価) 黒
・白クロメート(三価) ユニクロに近しいキラキラ、またはタマムシ色や黄色も可能
・黒三価クロメート(三価) 黒
このように仕上がり色によって処理の仕方が変わってくるのがクロメート。「ユニクロの色がいいが六価クロムを含むので、近しい色の白クロメート(三価)を選ぶことにした。」のような選び方になります。主にビス、ボルト等に使用される処理になります。
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