◆建築現場には、生き物がいっぱい (動物編)

建築金物・製作金物の柘進工業

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タイトルを見ると、動物園のような雰囲気醸し出していますが、これは建築用語の事。実は建築現場では生き物の名前がたくさん出てくるのです。その一例、勝手にご紹介していきます。

犬(イヌ)犬走り建物の軒下の外周部にコンクリートや玉砂利を敷いた部分
 狆潜り(チンくぐり)床の間と床脇の間の下方に設けらる穴
猫(ネコ)ネコ手押し一輪台車の意
 猫脚(ねこあし)家具やバスタブなどの脚の形状が、上が広がり、

中がすぼまり、平たく丸い脚

馬(ウマ)ウマ4つ脚の作業台等
猿(サル)猿頬(さるぼう)縁和室の天井材を押さえる面取りされた竿縁。

 

面取りされた形が猿の顔に似ていることから。

虎(トラ)トラロープ黒と黄の縞々ロープ
狐(キツネ)狐格子(きつねごうし)木連格子(きづれごうし)とも呼ばれ、

材と隙間が同じ寸法の格子。

なかなか、潜んでますよね、そして結構使われるんです。現場初心者の新人スタッフが突然職人さんに言われて「ウマとってきて-」「えっ、、、ウ、マ・??な、何の話ですか。。」なんてなる事もあります。

上記のような建築用語生物とは、また違いますが「現場は生き物」と呼ばれます。失敗や、わからないところを放っておくと、現場は生き物なので現場は進んでしまい、聞きたいところに戻りたくても戻れなくなってしまいます。取り返しのつかないことにもなります。「確認できる時には、時間を惜しまず自分のものにしろ!」と私も良く言われました。折角の機会は逃したくないので金物初心者の僕は、しっかり学び取っていきたいと思います。

そしてまだまだ建築用語生物はたくさんいます。また別の機会に鳥編、虫編、魚編を紹介したいと思います。

【関係記事】

建築現場には生き物がいっぱい2 (虫編)

建築現場には生き物がいっぱい3 (鳥編、魚編)